Android端末から赤外線でロボット車両を動かす

ADK本の第4章「Androidで赤外線通信」の後半、ロボット車両を自作して、Android端末から赤外線でコントロールするというのに挑戦しました。


▼ロボット車両の回路をブレッドボードでテスト。モータドライバのピン配置が本と違ってた以外は特に問題なし。


▼ブレッドボードから基板に移行。


▼車輪を駆動させるタミヤのギヤボックス。これも組み立てキットです。難易度はそれほどでもないですが、作るのにそれなりに時間がかかります。


▼車体の制作を開始。板はタミヤのユニバーサルボードです。電子工作にも便利ですね。


Arduinoやモータドライバ、電池などを搭載して車両は完成。つぎはぎの3階建てになってしまい、あまりカッコは良くない。


▼続いて送信側もエンクロージャに収納することに。まず赤外線LEDを壊れたUSB扇風機の脚に装着。線も中に通してます。


ArduinoとUSBホストシールドを入れる箱。そのままでも良いのですが、今回初めて油性塗料による塗装にトライ。


サーフェイサーを吹いた状態。白く塗装するので白い箱にすれば良かったのにと、ここで気付く。


▼ホワイトの上にパールホワイトを吹いて、さらにクリア光沢で仕上げ。渋い感じのホワイトになりました。


▼箱にArduino等を収納したところ。


▼赤外線LEDを取り付けた脚を箱にパテで固定。


▼送信ユニットも完成。


▼これでAndroid端末から送信ユニットを介して、ロボット車両を操れるようになりました。


今回も本の通り写経しただけですが、楽しかったです。ADKについても写経する中でいろいろ身についた気がするので、今後は自らのアイデアを具現化するために諸々役立ててゆきたい。
あと今更ですが、油性塗料は水性と全然違うという事も分かりました。とりあえず換気しないとかなりまずいです。できれば防毒マスクも必要。しかし塗装後の皮膜が水性より強靭で、クリア感・光沢感もとてもいい感じなので、今後の工作でも使ってゆくつもりです。