イスラエルに行ってみた

ちょっと前の話になりますが、4〜5月のGWに一人でイスラエルへ旅行してきました。
イスラエルは古代より壮絶な歴史を経て、現在でも紛争・緊張の続く場所です。一方でKinect3Dプリンタなど、最新ITテクノロジーの拠点でもあります。一体どのような国なのか、一度見てみたいと思ったのが旅行のきっかけです。
現地には一週間ほどの滞在でしたが、テルアビブ、エルサレム死海のほか博物館や美術館を見て回りました。


短い時間でろくにコミュニケーションもできませんでしたが、私なりにいくつか気付いた事があります。


・多様性
行く前はユダヤ教徒の国なので画一的な社会かと思っていました。しかし実際は真逆で、カオスな位に多様でした。ヨーロッパ、西アジア、アフリカ、アラブ、いろんな文化が混在しており、街ゆく人の風貌や建築にそれらは現れています。
テルアビブのセントラルバスステーションの周囲は黒人街でしたし、伝統的なユダヤ教徒のファッションの人々がいる一方、夕方のビーチにはゲイカップルがいっぱい。凄い。


・自信
人々が自信満々。文句も大声、時には罵声で堂々と言います。一方で普通に親切な人もいます。


・安全
安全にコストを惜しまない社会。至る所でセキュリティチェックがあります。駅やショッピングモール、博物館など、金属探知機、所持品検査はどこでも行われます。場合によってはX線スキャンまで。国内の移動手段はバスですが、武装した兵士が5〜6人同乗します(兵士と言っても高校生くらいの子供です)。特に空港では私、スーツケースを3回もスキャンされ、中も開けさせられて硝煙反応などをチェックされました。


こういった多様性、自信、そして安全へのニーズがイノベーションに直結しているように思いました。


イスラエルと日本と比べてもしょうがないのですが、私自身が今回の旅行から学んだこととして、以下のことに留意してゆこうと思います。
・自信を持つ
・自分の良い所を伸ばす
・常識は無視する
・語学力は必要
全く普通のことばかりですが、それすらできていなかったわけです。それが分かっただけでも、収穫はあったかなと。


以下は写真の一部です。600枚位撮影したのですが、載せきれないのでダイジェストということで。